【離島応援ナース準備編⑥】「人間関係」島社会での不安を解消するコツ

離島応援ナースを考えるときに、意外と気になるのが 人間関係
「島社会って閉鎖的?」「よそ者は浮く?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、私が実際に働いてみて感じたリアルを書いていきます。


🏥 職場の人間関係

  • 小規模な施設や診療所が多い
    スタッフの数は少なく、みんな顔見知り。良くも悪くも「距離が近い」です。
  • アットホームな雰囲気
    利用者さんや患者さんの家族まで含めて“島全体で支えている”感覚。
  • 噂は広がるのが早い(笑)
    良いことも悪いことも一瞬で共有されます。事実無根の噂が流れることもありますが、芸能人やミッキーマウスになった気分で受け流すくらいがちょうどいい。大切なのは、気にしすぎず誠実に接すること。

🏝 島の人とのつながり

  • 挨拶はマスト!
    スーパーや港、道端でも自然に「こんにちは」と声をかける文化。最初は照れましたが、今では気持ちいい習慣になりました。私は「先手必勝」で自分から挨拶するようにしています。
  • 飲み会は家スタイル
    居酒屋は少ないので、誰かの家で飲むことが多いです。手土産に珍しいお菓子やレトルトを持っていくととても喜ばれます。
  • 頼り合いの文化
    台風でフェリーが止まったときに、近所の方が野菜や魚を分けてくれることも。お返しに本土から送ってもらったお菓子をシェアしたらすごく喜ばれました。都会ではなかなか味わえない温かさです。

🙌 コミュニティに入るコツ

  1. 「やってみます!」の一言
    地域のお祭りや行事に誘われたら、まずは顔を出してみる。そこから人脈が広がります。私は運動音痴ですが、バレーやソフトボールに参加するだけで喜ばれました。運動できる服や靴は持参した方が安心です。ちなみに地域の行事は「清掃」などもあり、打ち上げまでセットが定番です。
  2. 自分の趣味を持ち込む
    編み物をしていたら島のおばあちゃんと作品を見せ合ったり、一緒に編んで盛り上がったことも。ヨガやダイビングをやっていたら、同僚が興味を持って一緒に始めてくれることもありました。
  3. 無理に馴染もうとしない
    距離感が近い分、疲れることもあります。自分の時間も大切にすればOK。島の人たちは結構理解してくれます。

✅ まとめ

離島の人間関係は、最初は「狭い世界だな」と感じるかもしれませんが、慣れると居心地の良さを感じるはずです。
職場も地域も、ちょっとした挨拶やおすそ分けから自然につながっていくのが島暮らしの魅力。
人との温かいつながりを味わいたい人には、最高の環境だと思います。

次回は【準備編⑦】として「島での移動手段はどうする?車なしでも大丈夫?」を紹介します!

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